8月9日になりました
0時も過ぎましたし,ここを見ているみなさんにだけこっそりと控室の様子をお届けしますね…
今治にお住まいの方,お泊まりの方,通過中の方…まだまだラジオは続きます.FM 78.9MHz,お便りはfmbari@baribari789.comまで!生放送ですし,お便りでどんどん議論に乱入してくださいね!
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風景づくりの学校 2009 vol.2(1) 予告
風景づくりの学校 2009 vol.1(1) 活動報告
5月11日、2009年度の風景づくりの学校 第1回が開催されました。
初めに今日の流れについて先生から説明があり、大学生のみなさんとお互いに自己紹介。普段登下校の際に歩きまわっている道を案内しながら歩きました。
風景歩き
さっそく先生のカメラを奪い取ってお借りして撮影に励むムードメーカーのEくん。
登下校の際に普段使っているあぜ道も、都会の大学生にとっては新鮮。みんなが先生になっている風景があちこちで見られました。
11月30日 牧野富太郎の道を歩くin三原村 活動報告
11月30日には三原村にて、「牧野富太郎の道を歩く」のイベントが行われました。
当日は、10時前に三原村五社神社に集合し、風景あるきへ。今回は宮ノ川という集落の里の道・山の道を歩くコースで、10時スタートのA班と11時半スタートのB班と二つの班に分かれ、40名以上の参加者がおられました。
前日の大月町の風景あるきにも参加してくださった稲垣先生、竹田さんの植物の解説を聞きながら、2時間ほどのコースを歩くという形でした。ただ、地元のボランティアで植物の説明してくれている人も3,4名ほどいて、みなさん楽しそうに歩きながら説明を加えてもらえました。
山の道では、四方竹やせんぶり、じゅうりょう、みぞそばなど多くの植物がみられました。
コースの後半は、三原の昭和や明治の写真を並べた写真展、大学生による風景カフェ、路面への植物スケッチと歩いている人に知ってもらい、味わってもらい、楽しんでもらう企画が続きました。
写真展には、三原の古い地図や牛による田んぼの耕作の様子、お祭り(猪舞い)など三原村に住んでいた人々の普段の生活やハレの場の様子が写されていました。
つづいては、風景カフェ。下切カニのミネストローネとお茶をふるまいました。春からはじめた風景カフェですが、このミネストローネで、ついに食事のメニューが登場しました。三原のトマトを使いたいということで、ミネストローネということになったのですが、お味はいかがだったでしょうか?
そして、帰り道の路面には、大きな植物アート。みぞそば、さざんか、カフェ、ひめのぼたんなどなど牧野先生のスケッチを参考に、チョークで書きました。コース後半の疲れてきたところで、少し目線を変えて、スケッチをということだったのですが、みなさんにうまくできてるね〜など言ってもらい、よかったです。
そのまま、里を下り、集会所に行くと、今回のメインイベントの一つである、山茶花の油絞り。
おおまかな工程としては、まずは、臼と杵を使って、粉々になるまで実をつぶします。続いて、その砕いた実を包んで蒸します。そして、それを絞るための木で挟んで、油をしぼりとります。
ひとつの実から出る量は少量なので、これを何遍も繰り返すことになります。つぶしたり、絞ったりといった作業はやはり大変な作業です。参加者のみなさんは実際に体験をしてみたりしながら、興味深そうに作業を観察していました。
あと、その横では、ひっそりとではありますが、木の枝を集めて、幹をつくり、その影にそって、スプレーで葉をつける植物アートも大学生によって、行われていました。
朝から夕方まで長い時間でしたが、植物観察から油絞りまで、三原の面白さを存分に体験してもらえたのではないでしょうか?参加して下さった皆さん、ありがとうございました。 (浦田)
[三原村の山茶花の木]
11月29日 牧野富太郎の道を歩くin大月町 活動報告
11月29日は大月町にて、「牧野富太郎の道を歩く」のイベントが開催されました。
朝の10時半に道の駅に集合し、グループ分けとコース説明が行われて、バスで泊浦・芳ノ澤へ移動。
午前中は、
20名ほどのチームが二つにわかれ、それぞれ稲垣先生、竹田さんの植物についての解説を聞きながら、歩くというスタイルです。参加者は地元の人が多く、知り合いの人も多いためか、和気あいあいとしたムード。
気になる植物のひとつひとつに足をとめて、説明を聞いたり、かじってみたりしながら進みます。参加者の中にも植物に詳しい人は多く、昔の遊び方やこれはこんなところに生えてるといった会話で歩きながらも盛り上がりました。
道の途中には、大学生と大月の安田さんの風景カフェがあり、つかれた足と乾いたノドをいやしてくれるあったかいコーヒー&お茶がありました。
お昼からは、大きなせんだんの木のある旧芳ノ沢小学校に集合し、昼食。地区のみなさんが朝から準備をしてくれていました。メニューは刺身やてんぷら、ちらし寿司などなどのごちそうです。
みなさん、とても笑顔。
午後は、牧野植物園の稲垣先生の植物講座をせんだんの木を囲んで聞いた後に、各チームに分かれて道や食べ物についてのWSを行いました。
途中、雨が降ってきたり、セグウェイに乗ったり、牧野先生の肉声映像を見たりとメニュー満載でした。
セグウェイはこの日のために借りてきたもので、みなさん不安げながらも、思ったよりもスムーズに動かすことができていて楽しそうでした。最後の食のWSでは、釜でご飯を炊き、自然薯をすってかけて食べました。少し時間はかかりましたが、無事美味しく食べることができました。牧野先生の映像は、牧野先生がこの地域の植物の話をしている話に、話に出ている植物のスライドを組み合わせて作ったものです。小学校の校舎の中に入り、教室を使っての上映会。牧野先生独特の語り口をみなさん息をのんで、見守っていたように思います。
そして、最後は、WSの成果を各グループ代表の大学生が報告。少し、時間が短かったのでまとまりにくい面はあったのですが、今回の歩き道はとてもよくできていて、これからも地域のみなさんの知恵を使いながら、植物という今ある資源を生かして活動を続けていきたいという意見が多かったように思います。
牧野富太郎の道を歩くin大月町・三原村 予告
11月29,30日に、「牧野富太郎の道を歩く」と題して、高知県の大月町、三原村で植物風景あるきのイベントを開催します。
11月29日(土)に大月町で行われるイベントでは、午前中は泊浦〜芳ノ沢間を植物についての説明を受けながら歩きます。牧野植物園の稲垣さん、植物ボランティアの竹田さんからこの時期に咲いている花はもちろん、地区特有の植物、食べれる植物などたくさんの説明を、実際に目で見ながら受けることができます。午後は、学んだ植物や歩いた道を参考にワークショップを行います。どんな植物からどんな料理を作れるか、どんな道が歩きやすいかをみんなで手を動かしながら、考えます。
11月30日(日)に三原村で行われるイベントは、宮ノ川の里と山道を歩きます。牧野植物園の稲垣さん、植物ボランティアの竹田さんからの説明を受けながら歩くのですが、同時に山茶花(さざんか)油エステ体験やミネストローネ@風景カフェ、植物アートなどを行う予定で、盛り沢山の内容です。今回のために、三原村の各地でたくさんの山茶花の実が集められ、その実から油絞りにも挑戦します。
終わってからの報告を楽しみに待っていて下さい。参加した人は、ぜひ感想を待っています。 (浦田)
潮の抜け道交流会 報告
波止浜のまち、龍神社、旧八木邸にて8月1日に潮の抜け道交流会が開かれました。
夏の夕暮れに、風景づくりの学校の小学生、地域の方々、夏の学校参加の大学生などたくさんの人が集まってくれました。
はじめは、羽藤先生から今までの活動の説明や今日の会の説明が行われました。
続いて、祝いの場で歌われる波方の舟唄が、地元の方により披露されました。半被に着替えて歌ってもらい、いよいよ始まるのだなといった雰囲気が盛り上がりました。
続いて、夏の学校で波止浜に来ている大学生のコメント。今回の夏の学校では事前に個人プランを出してもらっていて、その紹介も行われました。
そして、次は風景づくりの学校の小学生たちの新聞発表。いままでラジオで読んだり、学校の中で発表したりはあったけど、100人を超えるお客さんの中での発表はみんな緊張していたようですが、どの班もしっかりと最後まで発表してくれました。
そして、龍神社でのイベントの最後は仙九郎さんのコンサート。今回、波止浜の塩田で歌われていた浜引き唄を歌ってくださいと楽譜を渡していて、その浜引き唄がはじめて披露されました。数十年前に採譜した波止浜の片野先生もうまく歌われているとおっしゃってました。他にも、いろいろな地域の民謡が笛やキーボードの音とともに波止浜の町に響きました。
イベントが進むとともに、日が暮れ、その代りに灯ろうの明かりがまちを照らし出していきました。
旧八木邸には100個ほどの灯ろうがおかれ、またいつもとは違った景色が浮かびあがりました。
また、波止浜のまちには、いにしえの写真やしまなみの写真、平岡君の波止浜のイラストが飾られ、灯ろうとともに歩く人に見てもらいました。イベントの最後には旧八木邸で波止浜アニメが上映され、風景カフェ、灯ろうとともに旧八木邸に足を運んだみなさまに楽しんでもらいました。 (浦田)