11月29日 牧野富太郎の道を歩くin大月町 活動報告

11月29日は大月町にて、「牧野富太郎の道を歩く」のイベントが開催されました。
朝の10時半に道の駅に集合し、グループ分けとコース説明が行われて、バスで泊浦・芳ノ澤へ移動。

午前中は、
20名ほどのチームが二つにわかれ、それぞれ稲垣先生、竹田さんの植物についての解説を聞きながら、歩くというスタイルです。参加者は地元の人が多く、知り合いの人も多いためか、和気あいあいとしたムード。

気になる植物のひとつひとつに足をとめて、説明を聞いたり、かじってみたりしながら進みます。参加者の中にも植物に詳しい人は多く、昔の遊び方やこれはこんなところに生えてるといった会話で歩きながらも盛り上がりました。



道の途中には、大学生と大月の安田さんの風景カフェがあり、つかれた足と乾いたノドをいやしてくれるあったかいコーヒー&お茶がありました。



お昼からは、大きなせんだんの木のある旧芳ノ沢小学校に集合し、昼食。地区のみなさんが朝から準備をしてくれていました。メニューは刺身やてんぷら、ちらし寿司などなどのごちそうです。


みなさん、とても笑顔。


午後は、牧野植物園の稲垣先生の植物講座をせんだんの木を囲んで聞いた後に、各チームに分かれて道や食べ物についてのWSを行いました。


途中、雨が降ってきたり、セグウェイに乗ったり、牧野先生の肉声映像を見たりとメニュー満載でした。
セグウェイはこの日のために借りてきたもので、みなさん不安げながらも、思ったよりもスムーズに動かすことができていて楽しそうでした。最後の食のWSでは、釜でご飯を炊き、自然薯をすってかけて食べました。少し時間はかかりましたが、無事美味しく食べることができました。牧野先生の映像は、牧野先生がこの地域の植物の話をしている話に、話に出ている植物のスライドを組み合わせて作ったものです。小学校の校舎の中に入り、教室を使っての上映会。牧野先生独特の語り口をみなさん息をのんで、見守っていたように思います。




そして、最後は、WSの成果を各グループ代表の大学生が報告。少し、時間が短かったのでまとまりにくい面はあったのですが、今回の歩き道はとてもよくできていて、これからも地域のみなさんの知恵を使いながら、植物という今ある資源を生かして活動を続けていきたいという意見が多かったように思います。


みなさん、参加ありがとうございました。 (浦田)